こんにちは。
10月末、odd numbers店内にて、今年の3月3日オープン以来初となるイベントを開催しました。
REVERBERATE & JUN HAGAN @odd numbers 合同展示会
4日間という短い期間でしたが、私にとっては日常のodd numbersの空間で
日頃考えない多くのことを考えさせてくれる有意義で不思議な時間となりました。
ご来場、ご来店下さった多くのお客様に感謝しております。
ありがとうございました。
<Photo:David Beteman by YARN&COPPER>
星さんとは実は今回初めてお会いしたのですが、準備や撤収、その他いろいろとあり
結局1週間、ほぼ毎日一緒に行動し、昼は毎日オムライスを一緒に食べ、夜は夜で毎夜毎夜熱い熱い話をし、刺激をいただきました。
洋服の話、ブランドやコレクション、縫製、ディテール、パターンやミシンの話から、
音楽、文化、芸術、食、異国、地域の話、将来や過去の話、これからの夢、目標の話などなど。
もともと星さんは、ロンドンで4年間洋服のお仕事をされておりました。
VIVIENNE WESTWOODの息子、JOE CORREによって立ち上げられたブランド
A CHILD OF THE JAGOで縫子、アシスタントデザイナーをされていたこともあり
知識、経験が豊富で、技術やアイデアが刺激的で素晴らしかったです。
今回持ってきていた新作のサンプルはほぼ自分で仕上げていて、丁寧な手仕事が際立っていました。
D.I.Y.精神で、出来る限り自分で作れ!
とロンドンではよくVIVIENNEやJOEに言われていのだと。
納得のディテール&アイデア。
ボタンが1個づつ手塗りだったり、
ヴィンテージのデッドストック生地かと思っていたら、実はオリジナルで作っていたりと。
こんなムチムチのこんな派手な生地はそらどこにも無いよなぁ、と改めて思う。
“残るものを作りたいんですよ・・・”
夜、靭公園辺りを歩いている時だったかなぁ、
星さんがぽろっと言っていた言葉が何ともシンプルで響きました。
<Photo:David Beteman by YARN&COPPER>
HAGAN Garment Poets デザイナー、モデル、クリエーター、JUN HAGAN。
ヴィンテージミリタリーをカスタム、One‐off アイテムを作るライブを
odd numbersで今回は初めてやってみました。
細かい縫製やカスタム等は、もちろん彼自身が事前に準備。
odd numbersで、丁寧にカットしたり、ほどいたり、ミシンで縫ったりと。
星さん同様、彼もやはり出来る限りのことは自分で作る、
まさに、D.I.Y.精神。
多くのギャラリーが見る中で筆をとりペイントしたり、刺繍をしたり。
心地のいい時間の過ぎ方でいろんな人が混ざり合いライブ。
生まれてくるアイテムは、まさにJUN HAGANのライフ。
JUN HAGANとは日頃からいろいろと話をします。
彼が一度私にぽろっと言ったことが、今回わかった気がしました。
“残らないモノを作りたい”
星さんとは全く逆の言葉。
モノ作りだけでいうと彼は、星さんと同じ感覚の部分もあり、少し違った独特の感覚を持っていると思います。
星さんは、残るものを作りたい、と。
JUN HAGANも、もちろん残るものを作る。
プラス、消えゆくものの美しさ、そこでしか起こらないコト、体験、共有等、
空気を作る、とでもいうのでしょうか。
残るモノ+過ぎ去るコト
これが先日の REVERBERATE & JUN HAGAN 合同展示会
ここodd numbersで発生したコト、なのかなと私の個人的な意見ではありますが
そう感じました。
<Photo:David Beteman by YARN&COPPER>
今後も変わらずHAGAN Garment Poetsは展開していきますし、
月1回ペースでこのようなライブで生まれるOne-offブランド
“ Custom Garments ” by JUN HAGAN
始動していこうかと、時間かかっておりますが話もしていますので
また皆様、楽しみにしていてくださいね。
そして今回、多くの方々のお力も貸していただき無事終了いたしました。
今後も一緒に楽しみながらご協力していただける方々、
どうぞよろしくお願い致します。
GENTLEMAN WITH A PUNK HERT
D.I.Y.精神
odd numbers 末廣
category:イベント,日記 | tags:HAGAN Garment Poets, JUN HAGAN, odd numbers, REVERBERATE | 2015.11.13.Friday